オイルフィニッシュについて

今回ボディ、ネックをオイルフィニッシュするって事で機材をいろいろ揃えたり、
木工サイトであれこれ情報を仕入れてたわけですが、オイルフィニッシュも奥が深いです。

ラッカー塗装に比べて目止め処理をやらなくて良かったり、
塗装時のホコリを気にしなくても良かったりというところが
リフィニッシュ初心者には向いてるような気がしたので手を出してみたんですが、
それなりにちゃんとやろうとすると、これはこれで面倒なのです。


下地加工もちゃんとやらずに適当に済ませちゃうと、細かい傷の部分にオイルが濃い目に
入ってしまって素の状態よりも傷が目立っちゃうし。


それと研磨作業の後は水ぶきをしてやるのがセオリーらしいです。
細かい削りカスを取り除くのと、木が水気を吸って多少膨らむ事で細かい傷が消えるんやと。


またオイルフィニッシュは油研ぎ=ウェットサンディングをするんやと。
オイルを塗って乾く前に#320あたりの耐水ペーパーで擦りながら木粉を導管に詰めて
やることでしっとりとしたツヤがでるんだそうです。

またオイル、水気を吸うと木が毛羽立つのでそれを馴らすという意味もあるっぽい。
確かに今回塗ったボディは、おばちゃんのカカトみたいにガザガサしてます。


ラッカー系みたいにコンパウンドで鏡面トゥルットゥルにしなくてもいいんだけど
磨き用のウレタンブロックも買って来てきれいにしてやりたいなぁ。