復活HOHNER

切れちゃった1弦をまだあんまり手をかけてないヤマーハから移植して張り直したらいい感じに張れました。今度は外巻はずれませんでしたよ。

ブリッジのコマ4つがギチギチに押し込む以外の固定方法がないっちゅー恐ろしい方式なので、実はオクターブ音痴になってるかも知れんけど、ひとまず弦高だけはそれなりに合わせました。
(コマが四角いブロックの対角2ヶ所に弦高調節ネジがおさまってるんですな。オクターブ調整は…トンカチで叩いてずらすしかないっ!)

ネックの塗装剥がしてオイルフィニッシュにしただけあって見た目はともかく親指の滑りがよくて弾きやすくなりましたよ。
ネックの状態も悪くなくて、リペア中に緩めてたトラスロッドをちょいと締めただけで割といい感じになってます。正直締めなくてもいーんじゃないか?ってところ。しばらく様子見ですな。

肝心の出音ですが、前後ピックアップのボリュームが固いのとガリがあるのは追い追い直すとして音そのものはなかなかパワフル。パッシブらしい音ってのはこういうんだろね。PJBで鳴らしてもヴァンサンドのプレベを試奏したときのような丸裸な感じはなくて、低めの弦高でフレットに触る金属っぽいシャリシャリ感とフロントのブイッて低音と上手いことミックスされてる風。

いっぺんスタジオでガツンと鳴らしてやらんとわからんけど、コンパクトで取り回ししやすくてオモロイ事になりそうね。

ヘッドが無くて24フレット仕様なので距離感が掴みにくいけど…。

ガリの直しと、壊れてしまっている3つのツマミを付け替えたら平日のセッション用にしちゃったりして。