リフを弾くな、メロを弾け!

CJ116 ザ・プロフェッショナル スタンダードリアルブック [ベスト120]

CJ116 ザ・プロフェッショナル スタンダードリアルブック [ベスト120]

寝れなくなってしまい、夜中にまたSpainなんか弾いてました。
やっとこの本に書いてある譜面の読み方が分かって少しホッとしてます。D.S.が付いてるというのを忘れてるとどこに戻るかが分からなくなってしまうので、D.S.とセーニョと1番2番カッコを赤ペンでマーキング。自前の楽譜だったらまず最初にこの作業をする・・・ってのを最近忘れてまして。


で、昨日の練習パターン

  1. テーマの音符追っかけ50%、耳コピ50%な感じで弾いてみる。
  2. コードネームを見ながらベースラインを弾いてみる。
  3. コードが変わるところだけルート音を出しつつ、テーマも弾いてみる。

まずテーマを弾く事でその曲での音使いが分かるし、ソロの下地として曲を理解すると言う意味でも意味のある事なんじゃないかと思うのです。感覚としては英会話のヒアリングだけやってても実際に会話で使わない事にはスッスッと英語がしゃべれないみたいなもんで、コードを追っかけてベースラインを弾いてるだけでは感じなかった事がいろいろ感じられるんじゃないかと。
少なくともワシは「曲のキュンとなるポイントの音使いはココが肝やったんやなー」とかそんな事を感じる時があります。


で、更にテーマに対してどんなコードが当てられててどんな響きになってるのかってのを一人でやってみるとこれまたコードの理解だったりそんなのが変わってくるような気がしますです。


そんなもん理論書でいろいろ解説してあるわい!と思うこともあるだろうし、実際そういう理論をちゃんと勉強してから試行錯誤したほうが「車輪の発明=既にある便利なものを発明してしまう無駄な行為」となってしまうのかもしれんのだけど、個人個人の感覚で捉えるというのももの凄く大事なプロセスだと思うので、少なくともワシは感覚で掴んだものが理論で答え合わせみたいなのが出来ればOKかなと思っちょります。


あとは、知ってる曲のメロディを弾くって事は、脳内音楽の再生能力=思ってる音を思ってる通りに弾くスキルの向上に繋がると言う事になるので、いわゆる「歌ってるベースライン」というのが出やすくなるような気がするのねー。コードネームが書いてあったら知らない曲でもそれっぽいベースラインが作れたりするので便利なんだけど、そればっかりやってると知ってる曲でもただコードを追っかけてるだけになってしまうので、ある程度そういう事が出来るようになったらテーマやソロに合わせたベースラインをその場で作っていけるようになりたいですわな。
ただベースってあんまり下手な音を出すと曲が崩れそうでなかなか「バクチ」が打てないと思ってたので脳内ベースラインが上手く自分で再生できそうにない時は無難な音ばっかりになってしまって、イ〜〜〜ってなってたけど少しずつそういうのも解消されてきてる気がします。